2022年度 北里大学医学部同窓会 定期総会
今回の定期総会は、昨年同様規模を縮小し、相模原キャンパスIPE棟5階チーム医療演習室で、2022年5月29日（日）、第13回全国支部長会終了後の午後3時半からWeb参加も含めたハイブリッド形式で開催されました。
司会の下濱孝郎常任理事が開会を宣言し、総会の資格審査があり、出席数が委任状提出者を含め977名であり総会の定足数（正会員の10分の１以上）を満たし、本総会が成立することが報告されました。さらに本総会の議長として渡邊清治会員（10期生）が選出され、続いて、井上彰会員（9期生）と高橋明義特別会員の2名が議事録署名人として選任されました。次に議長は議案5件について上程し審議に入りました。
第1号議案「2021年度事業報告について」、第2号議案「2021年度会計報告について」は一括審議にすることが提案され、第1号議案については小生から第2号議案については鎌田常任理事から報告を致しました。いずれもコロナ禍の影響で各事業の開催中止が多くあり、それに伴って予算の未執行が出たとの説明がありました。特に、一般社団法人の決算では、医学部同窓会教育支援費が新たに支出項目に組み込まれたこと、また名簿管理費が外部委託になったため大幅に支出が減少したことなどの報告がありました。第2号議案の報告後に新井達監事から監査報告が行われ、次いでこれを議場に諮ったところWeb出席者も含め満場一致で承認されました。
第3号議案「2022年度事業計画（案）について」、第4号議案「2022年度予算（案）について」も一括審議とすることが提案され、第3号議案については小生から説明致しました。今年度から従来の事業に加え、新たに3つの事業が加わります。一つ目は会員名簿発行ですが、外部委託により予約販売となります。2つ目はデジタルサイネージ事業です。学生ラウンジ内に設置したデジタルサイネージを使って、同窓会の諸情報を同窓会員（主に学生）に広め、同窓会との距離を縮めたいと思います。3つ目は新医学部棟同窓会室設置事業で、同窓会室の設備及び内装に関して長期間の使用に耐え得る同窓会室を実現するにはそれなりの予算が必要であり、専門業者の助けも必要ではないかと考えています。第4号議案については鎌田常任理事より説明があり、特に新同窓会室設置のための積立金として任意団体及び一般社団法人それぞれ毎年750万円ずつ、2年間で計3000万円の予算を付けることが提案され、質疑を求めましたがなく、次いでこれを議場に諮ったところ異議なく第3号議案、第4号議案がWeb参加者も含め満場一致で承認されました。
第5号議案「その他」について、発言を求めましたが発言者はなく、全ての議事が終了しました。
ここで次に移る前に、司会者より、11期生の市川尊文先生が医療衛生学部長に7月1日付で内定したとの報告があり、ご出席いただいていた市川先生に花束贈呈があり、先生より就任に向けての力強いお言葉をいただきました。
次に3名の教授と4名の准教授の昇任者の報告があり、3名の名誉会員（海野信也教授、山﨑等教授、岩渕和也教授）、黒川正治学術奨励賞の報告と続き、最後に17名の物故会員の報告後1分間の黙祷を捧げたのち閉会となりました。
