北里大学医学部同窓会
2024.09.03. update
    
 
北里大学医学部同窓会
Kitasato University School of Medicine
 会長挨拶
 
 同窓会会長 14期生 高平尚伸

 私は、1989年に北里大学医学部を卒業し、現在は現役大学教員として、整形外科学・リハビリテーション科学・スポーツ医学を専門として、教育、研究、診療に携わっている高平尚伸と申します。北里大学医学部同窓会では、2003年から2006年まで理事、2006年から2015年まで常任理事、2015年から2024年5月まで副会長として、20年間に亘って参画して参りました。現職は北里大学大学院医療系研究科長を4年間勤めた後、医学専攻主任を拝命し、北里大学医療衛生学部教授をしております。2024年6月、この度医学部同窓会会長に多大なるご支援を受け会長に就任させて頂き、とても大きな重圧を感じ身が引き締まる思いです。
 本学はすでに新設大学ではなくなり、1962年から61年が経過し、医学部は1970年から53年の歴史を有する学部に成長しています。同窓会は第1期生の卒業時の1976年に創設され、47年が経過し会員数は6000名を超えました。その中で世代交代が叫ばれ、私を次期会長として強くご推薦頂いた先生が多数おられ、前会長永岡隆先生からバトンを引き受けて、この度会長として一歩踏み出すことに致しました。
 これまで同窓会理事会に参加して会を重ねていくうちに感じるようになったことは、母校を思う気持ち、医学部そして医学部卒業生やこれから卒業していく後進へのサポート、さらなるブランディング向上を目指し、いわゆる母校の発展を願った母校愛の思いが伝わってきました。そもそも、本同窓会の目的は、北里大学医学部医学科卒業生相互の親睦、交流を図り卒業生の社会活動を支援すること、そして、北里大学医学部医学科の教育、研究活動に対して援助と北里大学医学部の今後の発展に寄与せんとすることです。当然ながら、表には現れていない医学部をサポートする多くの事業が行われています。
 2008年に社団法人北里研究所と学校法人北里学園が統合し、「学校法人北里研究所」北里大学が発足し、2012年には、研究所100周年・大学50周年記念事業により校歌が完成しました。2024年の今年には、竣工予定の新医学部棟 (HP最上部の写真)に新同窓会室が設置されます。そして、最も大きな話題として、2024年7月3日に学祖北里柴三郎先生の肖像が描かれた新1000円札が発行されました。その通貨に描かれたことにより世界で最も知られる日本の人物の一人になられました。そして裏面には葛飾北斎の代表作である富嶽三十六景<神奈川県沖浪裏>が描かれています。北里大学医学部同窓会の本部のある神奈川県にもゆかりのある新1000円札が、世界に羽ばたいていくことは非常に感慨深く、とても嬉しく思っています。
 北里大学は、開拓、報恩、叡智と実践、不撓不屈を建学の精神とし、同窓会には大学・医学部との車の両輪としての役割がございます。改めて我々を教育し、ご指導下さった諸先生に深謝致しますとともに、この精神、文化を引き継いで伝えて行くことが同窓会の役目と存じております。そして、次の世代に継承していくために、同窓会をより身近に感じて頂くように努力して参ります。最後に、全学同窓会、6学部同窓会、全国私立医科大学同窓会連絡会、神奈川医意会との連携に感謝するとともに、北里研究所理事長の浅利靖先生(前医学部長、北里大学医学部同窓生11期)、学長の砂塚敏明先生、医学部長の小川元之先生と力を合わせて、母校を盛り上げていきたいと考えております。今後とも同窓会会員の皆様方には大変お世話になろうかと存じております。引き続き、お力添え、ご支援を賜れましたら幸いに存じております。どうぞ宜しくお願い致します。
 同窓会役員名

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